vol.04 日ハムマスコット
「WE!」 2004.11月号掲載
球団削減だ!ストライキだ!堀江なんか気持ち悪い!と、本来の魅力とは別のところで盛り上がった今年の日本プロ野球(小リーグ)ですが、北海道民の皆さんは割とどっしりと構えて他球団のドタバタを眺めていたんじゃないでしょうか。
日本ハムが北海道にやってきた今年。新しい球場、新しいユニフォーム、新しいファン、そして新しいマスコット。テレビの特集で何度か見ましたが、北海道のプロ野球ファンは皆口を揃えて「こんなに夢中で楽しい一年は無かった!」と言っていました。羨ましい。
で、今回はその新しいマスコット(モヒカンのクマの奴)に注目。
この新参者のクマ野郎、名前を“B.B”というそうです。日ハムの公式ホームページで調べたのですが、ネーミングは一般公募から選ばれたとの事。小さい子供にも覚えやすいように、簡単で言いやすい名前にしたそうです。前任者のファイティーが、ピンク色の気持ち悪い生き物(どうやら恐竜らしい)だったのに比べれば、格段に親しみやすくなったと言えます。
公式ホームページ上にはB.B自身による裏トーク的なコラムも連載されており、球団をあげてB.Bのキャラを定着させようというほほえましい姿勢がうかがえます。ところが、このコラムの内容がなんともおかしな事になっています。
ひと言で言えば人間過ぎる。文章が成人男性丸出し。キャラとしてのB.B口調というよりも、明らかに“中の人が書いている”といった感じなのです。
なんか頭をスポッとはずして脇に置き、頭にタオル巻いて、缶コーヒーかなんかをすすりながらパソコンをカタカタやってる感じとでも言いましょうか。
その上、コラムの中には「イタズラ感覚でオレをいじるんじゃねえ!」的な、“中の人”のグチともとれるものまでアップされているというぶっちゃけぶりです。最も印象深い箇所としては「僕らマスコットがいつでも笑顔で無抵抗な存在だと思ってるんじゃないでしょうか?」というくだりです。
もしかして反撃ありなの?だとしたらそれは新しい!いったれB.B!しゃらくせえガキ共はどんどん頭をひっぱたいて張り倒せ!
いくらマスコットとはいえ、やはりクマはクマ。クマの恐ろしさを道民に教えるという意義でも、人間臭い(クマ臭い?)立ち振る舞いをこれからも頼むぜ、B.B!