vol.11 マイクで打て!
「WE!」2005年6月掲載
プロ野球は、『改革元年』という事で今年から様々なファンサービスを始めています。中でも解りやすいのが交流戦。セ・リーグとパ・リーグのチームがリーグの垣根を超えて対戦するという例のアレです。
千葉マリンのレフトスタンドには阪神ファンがひしめき、「アニキ〜!金本〜!」なんていう野太い声援を送り、ライトスタンドではいつものマリーンズファンがラテンノリの応援でアゲる。そんなセパ交流戦、ロッテvs阪神戦に行ってきました。
敵地千葉にもかかわらず数で上回り、内野席までをもまきこんだ世界レベルの応援をかます阪神ファン。そんな雰囲気に最初は押され気味だったロッテですが、2回にキャッチャー里崎の先制ホームランで一気に流れを引き寄せ、そのまま投手リレーで逃げ切るという、今年の強さを象徴するような勝ち方をしました。もちろんお立ち台は里崎。ナイスゲーム!
「いやなかなかいい試合だったな〜。結構いいモン見た」と関係者出口から出ようとした瞬間、外から軽快なロックサウンドと大合唱が聞こえてきました。
球場の外に出てみると、ファンサービス用のステージの上でロックバンドが球団の応援歌をロックアレンジでギャギャギャ〜ッ!と演奏中。ステージの向こうには3〜400人ほどの観客がいます。で、中央にはマリーンズのユニフォームを着たボーカル。
「お〜!ファンサービスでこんな事もやっとるのか」なんて思いながらボーカルを見ていると、手になにやら紙を持って歌っています。「なんだあの22番。シロウトか?客をステージに上げて歌わせてんの?煽り方も下手だな〜」なんて眺めていたんですが、22番は確か里崎。まさか!と思ってよ〜く見てみたら、なんと里崎本人でした!爆笑!
その日活躍した選手にステージで歌を一曲歌わせるという斬新なファンサービスを展開中のロッテ。スゲーよ!新しいよ!おもしろ過ぎる!
一部始終を隣で見ていた松村邦洋(球場でばったり遭遇)が、「千葉ロッテすごいっすね。毎回こんな事やってるんすか?」と驚いていました。オレも知らん!毎回やってるのか?!だとしたら凄い。イ・スンヨプの時とか激見たい!小宮山の時とかも!