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ピエール瀧はどんぐりおじさん

vol.13 バカ女子に対しての考察

「WE!」2005年8月号掲載



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生活サイクルがどうしても夜型になってしまう自分は、深夜番組を無目的にボサ〜ッと眺めたりしている事が多いです。
よく遭遇する番組は深夜帯という事もあって、B〜C級アイドルの一山幾らの女子達が、なぜかいつも水着姿で能天気に胸をタフタフ揺らせながらキャッキャやっている事が多いんですが、オイラどうも最近の女子はそそりません。で、ヒマなのでその原因はなんなのかちょっと考えてみました。
舌足らずにちょっと引きずるようにしゃべったり、度を過ぎた甘えの姿勢を見せてみたり、最近の女子は知性が無く、無垢というかバカのように見えます。
ところが実際のところ、おそらく彼女達は実生活でオイラが想像も及ばないような現代社会特有の旬情報をクールにバリバリとリアル処理していたりするハズです。その結果としてモデル事務所にもしたたかに登録して、深夜とはいえTVに出演して己の魅力を茶の間の男子に向けて発信している訳ですから。
そんな現代プチモンスターなはずの彼女達が、最終的にTVを通して自分をアピールする姿勢が「どう?バカでカワイイでしょ?チュッ♡」となると、「なんだかな〜」と萎えてしまう自分がいます。バカって魅力のウチなのか?オイラにゃわからん!
少し前まではそれらの要素は『ブリッ子』『不思議ちゃん』『天然』という別の要素に置き換えられていたように思えるんですが、最近ではストレートに『バカ』『幼稚』になってしまっているように感じます。
これはウラをかえせば、“そうしたスタイルにした方が売れる”という事にも直結している訳で、アイドルを欲している男どもの趣味思考がそうなってきているという事とも言えます。これは由々しき問題です。
「女はせめてバカか幼くあってくれないと、とてもじゃないがコントロールできん!」とB〜C級の男連中が正当な恋愛に根をあげている証拠で、女子はそれを見抜いて一歩先にまわりこんでビジネスの為にバカを装っている訳です。そういう意味ではバカに見えるヤツほどクレバーでビジネス重視だともいえるんじゃないでしょうか。
そんな二重構造のバカサイクルがTVを通してプンプン匂ってくるので最近は水着の女子にもそそらなくなっているのかも。それか自分がホモ化したかのどっちかです。