vol.21 続・WBC
「WE!」2006年4月号掲載
どんぐり市民のみなさんいかがお過ごしですか?どんぐりおじさんです。
さて前回のココでも書いたワールドベースボールクラシック(WBC)ですが、大会がいざ始まってみたら色々と大変な事になっていて笑います。
日本が当初思い描いていた筋書きは、1次リーグで韓国に敗北した時点で大きく狂い初め、迎えた2次リーグの対アメリカ戦でおきた、タッチアップをめぐる“アメリカンわがままジャッジ”によって崖っぷちに追いやられています。
テレビでは『国際試合なのに全員審判がアメリカ人なのはおかしい!』だとか『マイナーの審判だからレベル低い』とかいろいろ感情的に言っていますが、そんなの最初から承知の上で参加しているんだから今さらゴタゴタ言うのは止めましょう。文句を言うなら最初に言っておくべき。しかも1次リーグの試合を全部日本(完全ホームゲーム)でやっておきながら結局は2位通過という体たらくだったのですからあまり偉そうなコトは言っちゃダメ。
それよりもあの疑惑の場面でオイラが気になったのは別の部分。それは『王がマジ怒りしても全然怖くなかった』という事実です。
“判定が抗議によって覆る”という野球では絶対にあってはならない事がグランドで起きた。この場合監督としては試合放棄も辞さないくらいの猛烈激烈な抗議があってもいい場面です。国際試合なので実際に試合放棄はやり過ぎだとしても、あの局面なら監督はもっとブチ切れて審判とやり合い、ツバを飛ばし、砂を掛け合い、結果「退場〜!」「おう上等だ!出てってやらぁ!お前ら勝っとけ!」くらいのやりとりで丁度良かったのでは?と思うのです。場合によっては退場後にもう1回グランドに現れてベンチ前で一本足から日本刀を振り下ろすパフォーマンスを追加しても良いかもしれません。なんてったってこっちは世界の王ですから。
それなのになんとなく空気を読んだ優等生のままの抗議で終わってしまい、怖さの足りなかった王監督。頼むよ王!そこはキレていいとこだって!そんな優等生スタイルじゃ南米にも勝てないぜ!
対照的に試合後の記者会見でも青い炎をメラメラと燃やし続けていたイチロー。ああいう時のイチローは怖い。なんかデカい事やりそう。なので注目。