vol.27 IKEAの家具
「WE!」2006年10月号掲載
みなさんIKEAって知ってますか?
IKEAとはスエーデン発祥の家具メーカーです。機能的・現代的なデザインが特徴の北欧家具の割には価格がびっくりする程安いので最近話題になっています。
そのIKEAのショップが東京近郊に出来たので、早速あんバターパンをバカ面でほおばりながら行ってきました。
郊外にある大型店舗といった趣のIKEAショップ。大規模な駐車場や飲食エリアなども兼ね備え、ショップというよりは小洒落たメガストアーといった感じです。店内には商品で構成されたいい感じの部屋のレイアウトなども展示されていて、普通の家具屋にあるようなただ商品を羅列するような売り方とはちょっと違います。
一番違っているのは商品の買い方。客がお目当ての家具をみつけたら、その商品の型番をメモします。すべてのフロアを見終わったら1階の在庫倉庫のエリアに行き、自分で商品を見つけて台車に積んでいきます。うっかりデカい家具などを選んでしまっていたりすると「こっ腰が〜!」的なハードワークを強いられるので、気をつけましょう。オイラは衣類を収納する6段チェストを選んでみました。お値段¥19800。こりゃ確かに安い。でも重い!
商品のピックアップが終わったらレジに行って金を払い、自分で車に積み込んでとっとと家に帰ります。帰りはやきそばパンをほおばりながら面白い顔で帰りました。
このように人件費・送料の削減がIKEAの安売りの秘密なんですが、IKEAの恐ろしいところはここからです。買った家具を客自らが組み立てなければならないのです。
家に帰って箱を明けてみると木のパーツ&ネジ類がどっさり。そして文字がない絵だけの組み立て図。なんだか不親切な外国のプラモをそのままデカくした感じです。部屋に並べられたパーツの数々を見たオイラは一瞬で「これは人力では無理」と判断、速攻で東急ハンズに電動ドライバーを買いに行きました。
¥3980で買ってきた電動ドライバーを片手にパンツ一丁で汗だくになりながら4時間が経過。途中釘を打たされながら「オレ今木工所で働いているぜ!」といった感情に浸りながらもどうにかチェストが出来上がりました。
このように“安いには安いなりのワケがある”といった感じのIKEAですが、DIYを苦にしない人にとっては理想の家具屋といえるかもしれません。ただ電動ドライバーは絶対に必要です。そして電動ドライバーを購入してしまったオイラとしては元を取るために「次はどの家具を…」なんて考えてしまっています。ハッ!これもIKEAの手なのかも…。