TEXT

ピエール瀧はどんぐりおじさん

vol.34 箱に囲まれて暮らす日々

「WE!」2007年5号掲載



CIMG1384.jpg
皆さんは物を買った時、箱ってどうしてますか?
例えばプレステ3を買ったとします。本体を設置した後、箱をどうします?捨てる?それともとっておく?オイラは断然とっておく派です。
その理由として、『中古で売る時に箱があると価値が高い』や、『修理に出す時に梱包する手間が省ける』、『取説や使わないディスク、ケーブル類を入れておけば迷わない』、『シーズンオフは箱に入れてしまっておく』等があります。しかし本当のところは『単純に箱があった方がうれしい』というのが一番の理由かもしれません。
そんなちっぽけな理由で箱を捨てられない貧乏性のオイラなんですが、ふと気づいたら家中箱だらけになっていました。XBOX360の箱、MACの箱、液晶モニターの箱、デジカメの箱、携帯電話の箱、サンプラーの箱、スニーカーの箱、編集ソフトの箱、加湿器の箱。これはもはや、様々な箱に囲まれて暮らしていると言っても過言ではありません。
そう考えると、家賃の内のいくらかは箱のスペースの為に払っているという事実が浮き彫りになってきます。それってどうなんだ?箱に金を?バカか俺は?
しかし、かと言って前述の理由でやはり箱は捨てられない。捨てられないどころか、むしろ溜まる一方の毎日です。このままではそのうち、箱をしまっておく為の部屋がひとつ必要になってくるかも。そうなると、たくさんの箱を“部屋”という名のデカい箱にしまっているようなモノです。そんな事をイメージしていると、なんだか気が狂わんばかりに頭の中がぐるぐるしてきてしまいました。どうしよう。怖いよ、箱が。
そんなこんなで、今現在箱に悩まされているオイラなんですが、先日誕生日プレゼントで貰ったiPodの箱を見て驚きました。驚く程小さいのです。今まで使っていたiPodの箱のおよそ1/4です。性能は格段に上がっているのに、箱は格段に小さくなっている。「やっぱ凄ぇなiPod!」と思いました。といっても箱の事なんですけどね。