vol.42 ウインタースポーツ
「WE!」2008年1月号掲載
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2007年もそろそろ終わりが近づいてきました。北海道では雪も積もり本格的な冬ライフ(冬眠or雪男)が始まっているのではないでしょうか。
ところでこのオイラ、ウインタースポーツが大の苦手です。冬場になると毎週ゲレンデに行ってスノボ三昧なんていう会話をよく耳にしますが、まったくうらやましいと思いません。元々が温暖な(雪の降らない)静岡生まれなので、とにかく寒さが苦手という事もありますが、スキーやスノボに興味を示さない理由の核心はオイラが面倒臭がり屋だからです。
まずそもそも体を動かすはずのスポーツなのに、何故動きにくい格好をしなくてはならないのか?ここが疑問です。モコモコしたやつを着込んで、己を1.2倍程に膨らまして、「歩きづらいわ~。押すなよ~」なんて言いながらまっ白い雪の中をカニ歩き。で、機械で山頂まで運ばれてからシャーッと滑る。上から下へ。想像するだけで面倒臭いです。唯一興味がある点を挙げれば「機械で山頂まで運ばれる」部分でしょうか。
そんなオイラですが、以前に一度だけスノボをやった事があります。スキー場でオールナイトのクラブイベントがあって、仕事で呼ばれたのです。現地到着後、夜までまだ時間があったので、オイラは興味本位でスノボをやってみることにしました。最初は超初心者用のほぼ平らな斜面をユルユルと滑ったのですが、「なぜオレはこんな所を女子供に混じってユルユルと滑っているのだ。目的がわからん!」と、もう少し上級者用のコースにチャレンジしてみることにしました。しかしリフトで山頂に行って、その斜面を見て驚愕。そこはかなりの上級者向けコースで、目の前には日の丸飛行隊レベルの急激な真っ逆さまの斜面が広がっていたのです。一瞬で「無理!」と判断できたオイラでしたが、降りるには滑るしかない。選択肢を失い、意を決したオイラは恐怖の急斜面に飛び込んで行きました。しかし次の瞬間、バランスを失って天地が180度ひっくり返り、後頭部を雪面にしこたま強打したのです。そのあまりのコントロールの出来なさに恐怖したオイラはすごすごとスノボを足から外して1時間ほどかけて斜面をくだりました。そしてその夜のイベント。その夜はDJとして呼ばれていたオイラ。2時間ほどプレイして仕事は無事終了しました。しかし、翌朝目覚めたオイラの首はまったく動かなくなっていたのです。スノボでむち打ちになった挙句、DJで2時間も下を向きっぱなしだったのでむち打ちが悪化してしまっていたのです。帰りの電車の中で「2度とスノボなんかやるか!」と前方を凝視しながら思いました。