vol.45 国民的NEW中田
「WE!」2008年4月号掲載
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今年ドラフト1位で日ハムに入団した中田は大物の予感プンプンです。
まず高卒ルーキーでこんなに画ヅラがいいやつは久し振りです。TVなんかではよく清原と比較されていますが、思い返してみると清原の高卒ルーキー時代の方がもっと子供っぽかった気がします。まあでも当時の西武ライオンズは、東尾というボス猿を中心に石毛や伊東といった幹部クラスもいましたから無理も無いでしょう。当時の清原がちょっとでも生意気な仕草をしようものなら鉄拳制裁でぶっ飛ばされていたハズです。
それにしても中田!このゴールデンルーキー(金が似合いそうという意味も含めて!)の場合、18歳ですでにおっさんの風格を漂わせている所がただ者ではありません。「今年でプロ15年目ですか?」(しかも近鉄で)と突っ込みを入れたくなるくらいのド迫力があります。あと全体的に黒光りしてるのはなぜなんでしょう?どういう美学?昭和?
さらに注目は中田のあの構え。あのマネしやすいバッティングフォームはプロ野球選手として素晴らしい事この上なしです。オープンスタンスでバットを立て、フォロースルーで右腕を押し込んでいく独特のバッティングスタイル。なんかぱっと見は石井浩郎(近鉄〜巨人〜ロッテ〜横浜)の打ち方に似ている気もします。みんなにマネされるフォームの選手は確実に人気が出ます。あとは見落としがちですが、意外に世界に通用する確率も高いのです。野茂しかり、イチローしかり、王しかりです。
それにしても日ハムはこれでピッチャーはダルビッシュ、そしてバッターの中田という投打の看板選手が揃い、新時代の人気チームになっていく事間違い無しですね。しかも若干のダーティな魅力もたずさえながら。う〜む現代的!
さて肝心の中田のバッティングですが、今現在オープン戦でヒイヒイ言わされてますね。まあでも無理ないです。高校生の頃は見た事も無い位の速い球と、「ズルい〜!」っていう位曲がる変化球がビュンビュン自分に向かって来るわけですから。しかも相手全員大人だし。怖いっつーの!
じっくり2軍で育てるという考え方もありますが、中田の場合はぜんぜん打てなくても1軍に置いておくべきだとオイラ思います。きっと目が慣れたら打ち始めるでしょう。なぜならアイツふてぶてしいから!プロの世界ではそれが一番大事なのです!