Vol.46 オレとジョジョ
「WE!」2008年5月号掲載
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最近ジョジョがまた面白いです。
ジョジョとは、『ジョジョの奇妙な冒険』というタイトルで(荒木飛呂彦原作)少年ジャンプに連載されていたマンガの事です。連載開始は1987年。その後、ストーリーマンガとしては革命とも言える“主人公が変わる”手法を用いて現在まで連載されています。オイラ的には、荒木先生は手塚治、楳図かずお、水木しげる、鳥山明と並び称される日本マンガ界の至宝だと思っています。作品がテレビアニメで放映とかされていないのにのかかわらずです!ズッギューーン!
当時20歳だったオイラはジョジョの巻頭カラーの第一話を読んで「シブすぎる!これ面白くなんのか?!」と思った事をよく覚えています。しかしそんな心配をよそに、その後の第2部では攻撃的な気功とも言える“波紋”という概念を打ち出し、第三部以降は“戦う守護霊”とも言える“スタンド”を登場させて一気に読者(無職のオレ)を引きつけていきました。ゴゴゴゴゴ。
そんなジョジョが最近また面白いのです。最新作の連載のタイトルは第7部『スティール・ボール・ラン』。主人公はジョニィ・ジョースター(やっぱりジョジョ)。今現在は少年ジャンプではなく、ウルトラジャンプに連載されています。ウルトラジャンプに連載が移る事を知った時は「17年もジャンプを支え続けた天才マンガ家にそんな仕打ちをするとは集英社の鬼畜生!」と憤慨しましたが、結果的にそれが第7部を面白くしたのです。ドッパァァァァ!
元々荒木先生は悪に対する美学というモノを明確に持っていて、シリーズ中に登場する敵をかっこ良く魅力的に描いていました。しかし、少年ジャンプという少年誌で連載している事もあって、天才的な悪の描写(もしくはリアルな悪の描写)に限界があった事も事実です。それがウルトラジャンプに移った事によって規制が緩和され、様々な描写(人間関係、死にっぷり等)が非常にリアル(エグくとも言う)になり、またしても読者(今だ無職のオレ)を引きつけているのです。
最近様々な場所で再評価されているジョジョですが、映像化はやはり困難な感じがします。以前OVAでアニメ化されましたが、はっきり言うとイマイチでした。あの独特の世界観をアニメ化するのはやはり至難のワザなのでしょう。オイラが思うには『ガッチャマン』や『キャシャーン』をやっていた頃のタツノコプロがアニメ化をしてくれればいいのにとも思いますが、それは無い物ねだりというものです。いっその事実写でやってみますか?ハリウッドとかで。